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じつは電気柵が夜間動いていない可能性がある!

2020年09月15日

下の図をご覧ください。日中、日が当たると電気柵の電圧が正常値になっています。
朝7:00ごろから徐々に電圧が上がり、夜の22:00から電圧が下がっているのがわかります。

電気柵電圧データ

 

この場所は、電気柵を設置していても獣の侵入がある場所で、電気柵監視システム「エフモスジュニア」を設置し確認したところ、夜間に電気柵が正常に稼働していないことがわかりました。

この電気柵はソーラー充電タイプなので、日中稼働していて夜間に電圧が下がるということは、電気柵のバッテリーの不具合ということになります。

バッテリーの寿命は3〜5年程度ですが、それを過ぎたバッテリーは劣化が始まり十分に充電することが出来なくなります。電気柵の場合、バッテリーの充電忘れや天候不良による充電不足等による劣化で、2年程度で劣化が進んでしまうこともあります。その場合、日中はバッテリーがわずかに充電され、あとはソーラーパネルの発電により電気柵が稼働している状態です。

12V鉛バッテリーは、通常満充電で13V以上になります。12.3V以上充電できないバッテリーはすでにバッテリーが傷んでいますので、取り換えをお願いします。

日中に電気柵の電圧を計測しても、じつは夜間にしっかり稼働していないことが、電気柵監視システム「エフモスジュニア」の設置で確認し、対処することが出来ました。

ソーラー充電タイプの電気柵をご利用の方は、バッテリーが購入から3年以上経っている場合には、テスターによるバッテリーの電圧チェックをお願いします。

 

電気柵の電圧を遠隔で監視することが出来る
電気柵監視システム「エフモスジュニア」→ https://www.efmosjr.com/site/

 

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