オリワナシステムは、全く新しい無線通信技術「LP-WAVE」を用いて、
獣害対策・学術調査などの目的で野生動物を捕獲する際に、わなの作動状況を低コストで
リアルタイムに監視可能にする通信網です。
最大の特徴は高い電波出力と中継機能により、携帯電波も届かないような農地・森林・高山等
でも通信可能という所です。

オリワナシシテムを利用すると、今まで大変だったくくりわなや箱わななどの管理がお手元の
スマホで出来る様になります。
もちろん、くくりわな・箱わな・囲いわな等、各種わなに対応!

協和テクノ株式会社は、この画期的システムの長野正規代理店となりました。

LP-WAVEとは?

LP-WAVEは、山から河川・農地・海洋地域まで、携帯通信回線が整備されていないエリアでも低コストに広域モニタリングを可能にした、
里山通信が独自に開発した通信技術です。
このLP-WAVEを利用したオリワナシステムを使うことによって、今まで電波が届かずに遠隔管理が出来なかった場所でも遠隔管理が可能となり、 わなの管理が格段に楽になります。
250mW対応

電波の高出力企画に対応。(250mW / 陸上移動局)山でも、より遠くへ。

中継機能対応

最大3台の中継機を介して、谷間・山陰など険しい地形でも通信可能エリアを拡張。

双方向通信

双方向通信に対応。センサー端末の監視だけでなく、端末への作動指示・警報機能にも。

高い通信成功率

電波が影響を受けやすい雨・霧など、気象条件の変化にも対応する独自の技術。

マルチ処置

理論上は一千万台以上のセンサー端末と接続し、相互通信が可能。

低コスト

子機・親機間の通信費用が不要なため低コスト運用が可能。

設置が簡単!
低コスト!

子機は市販の乾電池、中継モード時は外部バッテリーで長期間の稼働を実現しました。
複雑な配線が不要ですので、誰でも簡単に設置する事が出来ます。

また、低コストのため多数のわなに設置しても、負担が軽い事も特徴のひとつです。
オリワナシステムを使う事によって、より多くのわなを監視出来ますので、被害をさらに軽減させることにも繋がります。

うれしい中継機能!

スイッチひとつで子機が中継機に早変わり!

子機から親機へ、最大3​台の中継機を経由して通信可能エリアを拡張する事により、より遠くまで通 信が可能になります。

2017年11月31日に自治体・認定事業者様向けに販売スタートをしたオリワナシステムですが、2018年さらにエリアを拡大!
現在、全国で全国でLP-WAVE通信網を利用した「オリワナシステム」導入が実施されています。

ご利用事例

岡山県 美作市森林政策課
河副 基彦 様

市をあげての食肉処理施設の運営に成功した美作ですが、美作市内でのニホンジカ、イノシシの捕獲実績を見ると8割以上がわなでの捕獲です。

毎朝わなの見回りをし、掛かっていれば自己処理、又は獣肉処理施設に搬入といった流れとなっているのですが、一度見回りをした箇所にまた掛かっている事もあるため、わなの見回りには多くの労力を費やしている状況でした。

オリワナシステムを導入した後は、わなが作動した際に確認に行くという形となり、見回り労力が軽減されました。

仕様 親機 子機(中継機切り替え機能つき)
送信出力 250mW 陸上移動局(簡易無線局)
簡単な登録だけで使用可能で無線免許不要
電波利用料1台450円/年※包括申請の場合
250mW 陸上移動局(簡易無線局)
簡単な登録だけで使用可能で無線免許不要
電波利用料1台450円/年※包括申請の場合
通信距離 10km~最大200km(環境に依存) 10km~最大200km(環境に依存)
インターネット通信規格 docomo LTE回線対応/Wi-Fi対応
電源 AC電源(100V) 子機モード時:単三乾電池4本
中継モード時:外付けバッテリー
防滴・防塵性 防滴・防塵に配慮した機構 防滴・防塵に配慮した機構
便利機能 LEDランプで無線通信の稼働状況、
docomo回線やWi-Fi回線の通信状況をお知らせ
LEDランプでバッテリー残量や電波状況、GPS衛星補足数をお知らせ
※オプションで日本語音声ガイダンス機能追加予定

長野でオリワナシステム導入をご検討の方へ

導入から設置までお手伝いさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
協和テクノ株式会社は、「オリワナシステム」の長野正規代理店です。

    長野県外の皆さまは、里山通信にお問い合わせいただく方がスムーズです。
    「里山通信」ホームページはこちら→ https://satoyama-connect.jp/oriwana