パワーユニットから電牧線へ発生させる電圧は約6,000~10,000Vに昇圧されていますが、通電時間は僅か1/3,000~1/4,000秒で、1回で送出される電気量(クーロン)は最大で3ミリクーロンとなります。
国際電気標準会議で、人体への影響として交流電気量が安全限界値50ミリクーロン(電流・秒数)に定められていますので、電気柵の電気量は極めて少ないものです。
それでは、人体への影響を家庭用電源100Vと一般的なパワーユニットで電気量を比較し考えてみましょう。
家庭用電源AC100V 20A(ブレーカーの最大電流が20A)直の場合
最大電気量
20クーロンが、
継続的に流れ続けます。
結論:死に至る可能性が極めて高くなります。
パワーユニットを使う場合
最大電気量
954マイクロクーロン(0.000954クーロン)が
約1.2秒間隔で断続的に流れます。
結論:安全限界値以下で、安全です。