修理、アフターサービスはどうなりますか?
ニュージーランド製品なので、アフターサービスを心配される方もいらっしゃると思いますが、ガラガー社製品ユニットに付きましては全てご購入から2年間保証となっております。(B10を除く) また製造中止後、最低5年間は保守部品を備えておりますので安心してご使用下さい。 破損や故障の際には、弊社にご連絡いただくか、故障内容を明記し弊社までお送りください。
保守管理はどうなりますか?
電気柵は、経済的に野性動物被害を防止できますが、電気を利用しているため保守管理が必要です。
<1.漏電対策>
草がフェンスに接触すると漏電しますので、フェンスに草が接触しないようににすることが大切です。クモの巣も漏電の原因になることがあるのでご注意ください。
<2.フェンスライン管理>
動物がショックを受けた際にフェンスを壊してしまうことがあります。1日に1度は点検をして下さい。
またフェンスは動物から見えるようにしておかないと効果が上がりませんので、周囲2メートル前後は草を刈ってください。
<3.フェンスの電圧管理>
テスターで、所定の電圧がかかっているか1日に1度チェックしてください。
特に昼間スイッチを切っている方はイノシシや小動物により、ワイヤーがかじられステンレス線が断線していることが時々ありますので、1箇所だけでなく複数箇所を点検してください。
耐用年数はどのくらいですか?
電気柵本体は屋外で使用されることを前提に設計されております。
そのため高価なフルシールド・パルストランス、フィルムコーティングなどを採用し対応しております。したがって通常通り使用して頂ければ相当期間使用できます。
あえて、目安と言う事であれば、3~5年とお考え下さい。
電気柵は延長可能ですか?
各電気柵本体の性能の範囲内で延長可能です。
延長資材で距離を長くすることができます。
対象動物によって架線段数など変える必要があるのですか?
一般に、イノシシは2段張りで十分ですが、たぬき、ハクビシン、シカ、クマは4段が必要となります。
体高を低くして架線の下を潜り抜けたり、低い架線を飛び越えてしまうことがあるので動物の大きさや、特性さらに地形状況により対応を変える必要があります。
電池はどれくらい持つのですか ?
電池使用タイプはアルカリ乾電池を用いる場合、寿命は約2か月(24時間使用時)です。
12Vバッテリー使用タイプは、機種によってバッテリーの大きさが異なりますので、各機種推奨バッテリーをお選び下さい。
設置距離が広い場合は、ソーラーパネルの使用をお勧めいたします。
電源は何を使いますか?
電気柵ユニットの電源には、AC100V電源用と電池・自動車用バッテリーのどちらかをお選び下さい。
電池・バッテリーに付きましては、電池使用タイプと12Vバッテリー使用タイプの2種類がございます。
どうして動物に効果があるのですか?
電気柵は、心理柵です。電気のショックを受けてパワーフェンスを「こわい」と認識すると、動物は柵のある畑に近づかなくなるのです。これを「馴致」といいます。
心理効果を高めるために以下の2点を必ず実施して下さい。
◆フェンスを設置して約一週間から10日間は、必ず昼夜通電すること
◆ 周囲の草を刈り払い、フェンスそのものが動物から見えるようすること
電気柵に人が触ってしまったらどうなりますか?
ショックはきますが、全く安全です。
ガラガーのパワーユニットは、国際安全規格(IEC)の基準にもとづいて厳格に製作されており、体に流れる電気量はごく僅かです。
しかし、ショックを発生させ動物をコントロールするのが、電気柵(パワーフェンス)なので、人が近づく可能性がある場所には、「きけん表示板」を設置して、警告することが必要です。
電気柵を設置したいのですが、何を準備すればいいのでしょうか?
電気柵の設計は、対象の獣や圃場の地形によって様々です。
そのため、環境や条件により必要な資材や方法が変わってきますので一概にこれとは言えません。
協和テクノ株式会社では皆様の環境や条件に合わせ、最適なご提案をさせていただきますのでぜひお気軽にご相談ください。
ご相談は
電気柵お見積フォームからいただけるとスムーズです。