【実習農場に最新IoT!】ハクビシンからブドウを守れ!
三重県の伊賀白鳳高等学校様の実習農場にて、トタン併用電気柵のIoT仕様を設置させていただきました。
というのも、毎年生徒さんたちが大切に育てているブドウが、ハクビシンなどの小動物に食べられてしまっていたんです。せっかく手間ひまかけた実習の成果が台無しに…。
それは悔しいですよね。(すでに袋を破られ下見されていました)
トタン+電気柵で小動物の侵入をしっかりブロック
今回の対策では、トタン板と電気柵を組み合わせた柵を設置しました。
地面からの侵入だけでなく、支柱をよじ登ってくる小動物にも対応するため、電線の配置やトタンの高さも工夫しています。
ハクビシンなどは、意外と器用に登ってくるため、単なる囲いだけでは防ぎきれないことも。
その点、この構成であれば、物理的にも心理的にも侵入をためらわせることができます。
シカも時折来るそうですが、ネットが張ってありますので、とりあえずはこれで十分でしょう。
状況が変化した場合には、最上段に1段電線を追加することができます。
スマホで電圧チェック&異常はメール通知
でも電気柵は、電圧が下がってしまうと効果激減。そこで今回のもうひとつのポイントが、IoT電気柵監視システム。
〇 電圧の状況をスマホやPCからいつでもチェック
〇 異常時はメールで通知
〇 過去の電圧ログもバッチリ確認可能
これで「知らない間に電気が止まっていた…」というトラブルも防げます!
夜も安心。通信カメラでリアルタイム監視
さらに今回の設置には通信カメラもプラス。夜間でも畑の様子をリアルタイムで確認できます。
防獣はもちろん、防犯対策にも効果アリ!センサーが感知すると、ストロボやサイレンで威嚇することもできます。
獣害対策以外にも、天候状況や生育など、畑の状況もいつでも確認できます。
生徒さんたちの元気な姿にこちらも笑顔
設置作業中、生徒さんたちが「こんにちは!」と元気に声をかけてくれました。
草刈り作業の真っ最中だったのですが、さすが高校生。暑い中でも楽しそうに体を動かしていて、こちらまで元気をもらいました。
今回の電気柵は、IoT技術を取り入れた獣害対策。
こうした取り組みが、生徒さんたちにとって新しい学びのきっかけになればうれしいです。
今年は、無事にたくさんのブドウが収穫できますように!
暑い中、ご対応いただきました先生、職員の方々、ありがとうございました!
各資材の詳細は以下よりご確認いただけます。
ご不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせください。
トタン併用電気柵→ https://www.kyowatecno.jp/fence-system/animalfence/
電気柵監視システム「エフモスジュニア Ver2.0」→ https://www.efmosjr.com/site/
防犯・防獣用通信カメラMC-1→ https://www.kyowatecno.jp/otheritems/mc1/